自動車見本市を担当しております営業のKKです。
今、自動車産業が大きな転換期を迎えているようです。
今日は見本市担当者として、また車好きの一個人として、「電気自動車への大転換期」を独自の視点で考えてみたいと思います。
1)電気自動車(EVカー)への大転換期
フランス・イギリスが2040年までに化石燃料の車の販売を禁止すると決めました。
いわゆるガソリン車やディーゼル車などが、挙げられるでしょう。
自動車大国のドイツに至っては、2030年までに内燃エンジン車の新車販売を禁止するそうです。
地球温暖化を防ぐための大英断とのこと。
そのため、自動車メーカーのみならず、異業種産業もEVカー参入の動きがあり、各社とも
グローバルスタンダードを目指して、しのぎを削り始めています。
だが、車に対する魅力まで、人々の心から無くせるだろうか?!
所有欲のみならず、デザインや操る喜び、加速時に感じるエモーショナルな高揚感。
エキゾーストノートやオイルの匂い。
これら五感を刺激する事象すべてが、車の価値でもあると思います。
(今の若者には通じない感覚かもしれないが)
そんなこだわりがないのであれば、いささか乱暴だが、公共交通機関を利用すれば良いではないかとも思う。
自分で運転するより安全であろうし、メンテナンスも不要だ。維持費も掛からない。
少数派であろうと、細々とでもいい、内燃機関の車もガラ携帯のように、残って欲しいと切に願います。
むしろ、日本独自の技術革新で、さらに磨きをかけ、さらに環境にやさしく、走る喜びもスポイルしない車を作って欲しい!
電気を作るのだって、今はまだ火力や原子力に依存しています。
太陽光発電の光変換効率を高めたり、風力発電や地熱発電などの再生可能エネルギーをもっと生かせるようにして
地球に優しくならないと片手落ちではないでしょうか。
二酸化炭素を減らさないといけないなら、森林や自然の環境破壊をやめ、植林をもっと増やすよう地球規模で取り決めるとか、
まだまだ次善策はあるのではないだろうかとも考えます。
車搭載の蓄電池も、もっと大容量かつ軽量化に努め、エンジンに変わりモーターが車の性能や価値を左右するような時代になり、
無線給電が日常的にできるようになれば、車に移動手段以上のこだわりのない人々は、EVカーにシフトするでしょう。
それでも、内燃機関が好きという人は、それを選べるような、車に携わる方々の職人魂に期待したいです。
2030年以降でも、ヨーロッパへ輸出できるような魅力的な車を、日本の技術者の皆様、ぜひ作ってください。
車好きの一個人の願望でした・・・。
自動車産業が大きな転換期を迎えようとしている今、新しい技術や業界の動向が発表される展示会や
見本市に目が離せないようになりますね。
車のEV化や自動運転化しかり、電池の進化しかり、車を利用することで集積されるビッグデータの活用(コネクティドカー)など、
最新トレンドを紹介する各種展示会・見本市は世界各地で開催されています。
時代の波にいち早く乗り、ビジネスチャンスへと変えるヒントを掴むには、世界の情報が集まる海外展示会を
見られることをおすすめしています。
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神戸本社 KK
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