期間：2021年8月15日～8月23日（8泊9日）
合宿場所：兵庫県三木市「三木防災公園陸上競技場」

皆さんご無沙汰しております。 大阪支店Ｍです！
この度、私ども日本ツアーサービス（JTS）は兵庫県と三木市とタッグを組んでパラリンピック・フランス陸上選手団の合宿のお手伝いをさせて頂きました！

私どもJTSは主に宿泊・送迎の手配、合宿期間中の運営などをお手伝いさせていただきました。

まず、初日は、ニューカレドニアから来日される選手数名を成田空港までお迎え、国内線を乗り継ぎ、関西国際空港にてパリから来日する選手本団との合流、宿泊先までの送迎でした。今回はコロナ渦のパラリンピック大会のため厳密なバブル方式というものが義務化されており、選手団にかかわるスタッフは全員毎日PCR抗原検査の上、従事すること、 スタッフ以外の一般の方々との接触を絶対に避けること、選手団はホテル、練習場以外は外出禁止などたくさんの決め事がある中の受け入れのお手伝い、そしてパラリンピック選手というハンディキャップを持たれている方ということで到着まではどんな選手たちが来られるのか多少の不安を感じながらもお迎えをしたのですが・・・・フランス陸上選手団の皆様はとっても明るく陽気で優しい方々ばかりでした！ww

翌日からは、宿泊先から練習場までの送迎、練習場でのあれこれをお手伝いをさせて頂いたのですが、生憎の雨続き・・・
そんな悪天候の中でもとても真面目に練習に取り組む姿に感動すら覚えました。

そして、選手の皆さんは、何をして差し上げても必ず「merci pour votre gentillesse！」「ご親切にありがとう！」と声をかけてくれたり、事務局スペースで作業をおこなっていると「ずっといるけどご飯は食べた？」など逆に心配をしてくださったりと、私たちの心が温かくなるような言葉をたくさんかけてくれました。

また2日目の午後は「聖火フェスティバル」の見学と唯一、ホテル、練習場以外の場所に行く機会もあり、みなさんとても喜んでいました。

夕食後には選手団の全員ミーテイングがありいろいろな議題で話し合われていたのですが、内容が素晴らしい！
少し上げさせていただきますと、眠りは大事だからお部屋では静かにしようね！とか、恵まれた環境で練習ができているのだから皆さんに感謝してパフォーマンスを上げよう！や、できるだけ簡単な日本語を覚えてはなしかけようね！など、基本的なことなのですが改めてちゃんと話合うってすごいなと思いました。

翌朝からはみなさん「オハヨウゴザイマス！」「アリガト！」など積極的につかってくれ、私たちもとても元気をいただきました。そこで、私たちJTSスタッフも選手の皆様になにか喜んでいただけることはないかと・・・と考え、浴衣でオモテナシ！と日本らしいお土産を用意したり、折り紙で鶴やあやめを折り差し上げたり作り方をレクチャーしたりと楽しい時間を過ごしていただくことができたのではないかな・・・・と思います。

最終日は、新幹線にて選手村への移動も同行させていただきました。初めての新幹線に皆さん大喜び！写真をとったり動画を取ったりしていました。

最終選手村の入り口までアテンドさせて頂きました。
最後の挨拶で選手団団長より「皆様には感謝しかない、また絶対に何かの形でお会いしたい！ありがとうございました」というお言葉をいただき、選手の皆様とはハイタッチの代わりにグータッチを全員としてお見送りをしました。
私はさみしくなってしまい大号泣・・・・してしまいました(笑)

この合宿を通してフランス陸上選手団の皆様より、たくさんのことを教わったような気がするとともに パラスポーツへの見方も180度変わるような素敵な時間を過ごさせていただきました。

さて本日より東京パラリンピックが開催となりますが、しばらくはテレビにかじりついてフランス陸上選手団の皆様を応援したいと思います。
merci　フランス陸上選手団の皆様！活躍を楽しみにしています！