大阪支店のFTです。
2月は海外出張が続き、後半はほとんど日本にいない忙しい毎日です。
さて、本日は「海外出張の欄外の学び」についてお伝えしたいと思います。
海外出張の主な目的と言えば、商談・品質管理・視察など目的は様々ですが、
いずれも共通点としては、会社の出張経費で仕事の為に海外に赴く ということです。
弊社が主にお手伝いさせて頂いていることは、ベストプライス、ベストルートでの
出張にかかる時間とお金の無駄を最小限に押さえること になりますし、
「仕事」なので、現地で「観光」なんてもっての他とお考えになる方も多いのかもしれません。
ただ、SKYPE でのビデオ会議でなく現地に赴く理由は、”面と向かってのコミュニケーション” が大事という理由と同じくらい、
海外出張の「欄外の学び」も間接的に大きな成果を生むものです。
例えば、私が6月に行く予定の「ラスベガス クリーンショー視察とIDC国際会議研修旅行」では
、国際会議の後サンフランシスコで店舗や工場を視察した後、ナパバレーまで足を延ばすコースがあります。
「展示会視察」「国際会議出席」「現地同業者視察」はどこからどう見ても「仕事」ですが、
「ナパバレー」はどうなんだ?、というご意見ももっともです。
ナパバレーは、オーパスワンなどでも知られる” カリフォルニアワインの聖地” で、
洗練された「ワイナリー巡り」や「アメリカンリゾート」が心行くまで楽しめる大変魅力的なところです。
もちろん、このリゾート地に根差してビジネスを展開する同業他社も視察するのですが、
主な目的は、このアメリカンリゾートを「体感」して頂くことにあります。
”ワイントレインに乗って、雄大な景色の中、美味しいワインとフルコースの食事を優雅に楽しむ” 経験や、
”どこまでも洗練されたサービスと雰囲気の中で、苦労して育てたぶどうから宝石を生み出す” 過程を見ながら、
テラスで様々な種類のワインを試飲する」経験は日本では出来ないことです。
”富裕層をターゲットにする” ”高付加価値で高い利益率が見込めるビジネス展開を心掛ける”
いずれも、こういった日本とは異次元の世界で「優雅さを体感する」事によって得られるアイデアや気づきは少なくないと思うのです。
どうか海外出張に行ったら、こういった「欄外の気付き」も大切にして頂ければと思います。
私も添乗でご一緒する際は、お仕事に関係ない情報でも、訪れた国の文化や歴史、
その土地の名物や習慣などは出来るだけお伝えするようにしています。
せっかく日本から海を渡って出張に行くのです。仕事以外でもいろんなアイデアを吸収して頂いて、
日々のお仕事のヒントにして頂ければと思っています。
大阪支店 FT