みなさま、残暑が厳しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
先日、徳島で毎年お盆のあたりに開催される『阿波踊り』に日帰りドライブで遊びに行ってきました。
今年の日程は8/12(水)~8/15(土)の4日間。
阿波踊りの開催地は徳島市内中心部なので、神戸から行く場合は、淡路島を通って鳴門海峡を渡り、
鳴門インターから下道で20分くらいです。
空いていれば神戸からでも2時間強で行ける、意外に近い所なんです。
この時期一番渋滞するのは垂水周辺か神戸市内。それを抜ければ徳島までたいした混雑はありません。
ちなみに私はいつも吉野川河川敷駐車場に車を止めて、100円シャトルバスで会場へ向かうのですが、
今のところ往復共にこの方法で混雑に苦しんだことはないのでおすすめです。
もうひとつパーク&ライドを実施しているマリンターミナル駐車場は、観光バスの駐車場にもなってるので、
市役所横から出る帰りのシャトルバスを待つツアーのお客さんで混雑する傾向にあるのでご注意を。
※最新情報ではありません・・・。
さて、本題の『阿波踊り』ですが、これは言わずと知れた有名な徳島名物。
踊りには男踊りと女踊りがあり、男踊りは頭にねじり鉢巻、女踊りは笠を深くかぶって踊ります。
男の人が女踊りをすることは普通の状況ではおそらくないですが(笑)、女の人は女踊りも男踊りもアリです。
今回同行した友人は阿波踊り初体験で、女踊りの笠に興味を持ち、町の服屋の店前に売られていた笠を試着。
私もついでに結い方を見せてもらいました。
アゴ紐を締めると途端に雰囲気でるんですよね~。ステキ。
写真は友人ではありませんが、実際はこんな感じ。
町で見掛けるおねえさん、もうみんなめっちゃベッピン。
顔の審査でもあるのかしら。笑
阿波踊りは見るだけでも素敵ですが、やはり 『踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆ならおどりゃにゃ損損!』 と
唄われるだけに、これに行ったら一度はおどりゃにゃソンです!
昔は阿波踊りを見る度に、わたしも徳島に生まれて、どこぞの連でバリバリ練習して踊りたかったな~って
思ったりしましたが、最近は当日参加枠で十分満たされてます(笑)。
阿波踊りに参加するのは実に簡単。
18:30~と20:30~の2回、『にわか連』と呼ばれる当日参加可能な時間があるので、その時間に指定の集合場所に行くだけ。
そこでは掛け声と踊りのルートがかかれた紙が配られるので、それを見ながら舞台上の司会者と一緒に掛け声の練習。
そしてその後、踊りの練習。
今回、以前と違っていたのは、舞台を盛り上げる進行役の方の中に通訳さんも混ざり、
来場している様々な国の方ともコミュニケーションをとったり説明を入れている点でした。
いやぁ。阿波踊りも国際化してきたんだな~。さすが来日ブームです。
短い練習の後は、実際に演舞場へ移動して踊りを披露するという流れ。
披露といってもみんな路上で好き好きに踊ってるだけなんですが、それがなんとも楽しいんですね。
ちなみににわか連に参加する人もしない人も、18時以降は指定箇所(2箇所あり)に行けばはっぴを借りることができます。
いつ借りても最終日の22時までに返却すればOK。
貸出時デポジットとして3000円、返却時2500円返金という、実質500円の比較的お手頃なものなので、
気分を盛り上げる為にもぜひご利用ください♪
帯は無いので、必要な方は適当な紐やベルトのご用意ください。
阿波踊りは踊りの開始が18時なんですが、そんな時間に行くのは実にもったいないので、
行く方は張り切って昼くらいに行ってみましょう。
昼も町中ではところどころ練習をしている連もあるので、そんなのを楽しむもよし、
会場周辺は周囲に川が流れており、ひょうたん島クルーズという、
その中ノ島をぐるりと周遊するボートも出ています。
なんと乗船料無料!(保険料なるものが大人は200円、こどもは100円かかります)
ただし、夕方に近くなると徐々に混んできて、1時間待ちとかになっちゃいますのでご注意を。
他にもかの有名な松島菜々子と宮本信子の映画のタイトルにもなった『眉山~びさん』 も
阿波踊り会館周辺からロープウェイが出てるので、
それに上がって徳島市内を一望したり、ちょっと映画の雰囲気に浸ったりするのもいいんじゃないですか。
菜々子もいいけど、やっぱり、、宮本信子だね~。
そんなこんなで、プチプチ情報ばかりお伝えしていきましたが、
実際の阿波踊りの魅力は写真や文章ではなかなかお伝えできないので、
是非皆さん、来年はぶらり阿波の旅を楽しんできてください。
先に言っておきますが、この時期は高知の 『よさこい』 も絡めて来られる方が多く、
徳島を中心に周辺のお宿は非常に手配が難しくなっております。
淡路島も然り。
それでもご宿泊ご検討の方は、今から予約にとりかかるか、
高い宿泊費でも泊まれるようたくさんのお金を用意しておいて下さい。
ツアーに参加するというのも一つの手です。 その場合、時間の制限はありますが、
運転も宿探しも不要なので、ラクではあります。
元気な方はわたし方式の、日帰りドライブでお楽しみくださいませ。
神戸本社 SE